ケープカッター 19

ケープカッター19は現在、英国にて建造されて
いますが、モデル名のケープはケープホーンの事
で、最初は南アフリカで建造が始まりました。
ダッドリーディックス設計のこの艇は、バウスプ
リットが簡単に折り畳め、係留時は19フィート
の全長に収まり、リグも起倒式でガフとマルコニ
ーから選べます。艇体は20フィートコンテナー
に収まり、日本までの運賃も低く抑えられます。
センターボーダーではありますが、復元力は11
0度の正復元力を持ち、パワフルなスターンの船
型から高い帆走性能を達成しています。又、これ
らのスペックや装置はトレーラーセーラーとして
の要件を充足しています。
日本のセーリングクルーザー普及の初期には多く
の17から21フィートのポケットクルーザーや
JOGと呼ばれたモデルが開発され、その使命を果た
しましたが、現在では人気が低い状況です。
それらの艇は大型艇の縮小版であったり、大型艇に
乗り換えるまでの過渡的な艇として扱われた事が、
現在の衰退を招いていると思われます。
このケープカッター19は、勿論サイズからくる制
約も多いでしょう。しかしながら、ショートハンド
での実用性やクラシカルなスタイルから、ハーバー
でも帆走中でも、人の注目を集める事は必定で、
所謂ヘッドターニングヨットの資格は十分であす。

大人の男性やカップル・家族が週末や自由な時間を過ごすのに最適なヨットとして、
英国を中心に人気を集めています。

    ガフカッター          マルコニーカッター

ケープタウンのテーブルマウンテン沖を走る

100kgのセンターボードとその前に300kgのインサイド
         バラストにて復元力を確保

バウスプリットと折り畳み用ヒンジ

  マスト起倒装置

4〜6馬力船外機を使用

広く深くて安全なコクピット

4人分のバースを確保

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